2015/11/15 01:37

ハイビスカス(ローゼル)

(学名:Hibiscus sabdariffa)

アオイ科フヨウ属



西アフリカ原産で、現地の言葉に由来する「ローゼル」という名称でも呼ばれます。

本来は常緑低木であり、現地では2〜3mまで成長しますが、日本では冬に枯れるため、一年草として扱われます。

花を保護する土台である萼(がく)に濃赤色の色素とクエン酸を多く含んでおり、染料やハーブティーとして利用されます。

ハイビスカスのティーは大変酸味が強く、クエン酸の疲労回復効果により飲むと元気が出ますので、朝の目覚めの一杯に最適です。

また、スポーツの後や二日酔いの時にも向いています。


ブラジルに移民した日系人は、このローゼルを梅干しの代わりにしていたそうです。


日本でも関東以南であれば栽培でき、5月頃までに播種すれば、11月頃に萼を収穫することが可能です。