2016年12月のハーブご紹介 | 香草工房

2016/12/13 09:21

ミントマリーゴールド

(学名:Tagetes lucida)
キク科マンジュギク(コウオウソウ)属


メキシコ〜中米原産のキク科の多年草で、日本でもおなじみのマリーゴールド(万寿菊・紅黄草)と同属です。
和名はニオイマンジュギクです。
ただしマリーゴールドと違い、ハーブティー、料理にも利用できます。
タラゴンに似た風味があり、魚介や卵料理に利用され、北米ではタラゴンの代用として取引されています。
そのため「スイートマリーゴールド」「メキシカンタラゴン」の別名もあります。

ハーブティーとしては、花や葉を乾燥させて用います。
アニスやタラゴンに似た甘い香りを持ち、リラックス効果、食欲増進効果が期待できます。
原産地のメキシコ・中米では日常的に飲まれているそうです。
その他、ポプリやクラフトとして芳香や防虫目的でも利用できます。
このハーブで作った薫香は、古代アステカでは儀式に欠かせないものでした。

栽培する場合、日当たりと排水の良い場所に植えます。
80cmくらいまで育ちますが、あまり枝分かれせず伸びるので、支柱を立ててやると形が良くなります。
マリーゴールドと同じく、線虫除けのコンパニオンプランツとしても利用できます。
日本では梅雨の時期の高温多湿に弱いため、あらかじめ混み合った場所を収穫を兼ねて剪定します。
秋になると、マリーゴールドよりは小振りな花を12月頃まで大量に咲かせます。
花季が長いため、初冬の花壇を彩る花として造園の分野でも重宝されます。
花のシーズンが終わったときも、収穫を兼ねて半分くらいまで剪定します。

なお近縁種のレモンマリーゴールド(Tagetes lemonii)も、ハーブティーや料理に利用できます。
レモンに似た、すっきりした香りが特徴です。