2017年1月のハーブご紹介 | 香草工房

2017/01/16 10:08

コンフリー

(学名:Sympytum officinale)
ムラサキ科ヒレハリソウ属


コンフリーはムラサキ科の多年草で、西アジア・コーカサス地方が原産とされています。
和名はヒレハリソウ(鰭玻璃草)です。
十字軍経由でヨーロッパに伝わり、骨折を治すためのハーブとして用いられてきました。
コンフリー(comfrey)の名も「骨を接ぐ」という意味のラテン語con firmaに由来します。

日本へは明治時代に食用として導入され、昭和40年代に健康食品としてブームにもなっています。
しかし後に肝障害を起こす恐れがあると分かり、現在では食用・ハーブティーとしては用いられません。
その代わり「畑の牛乳」と言われるほどミネラル・ビタミンが豊富なため、天然の肥料として利用されています。

バケツに生葉を数枚、水と一緒に入れて密封すると天然の液肥が完成します。
堆肥を作るとき、ちぎった葉を何枚か混ぜてもよいでしょう。

栽培する場合は、湿り気がある土地を選びます。多少の日陰でもよく育ちます。
大変に生命力が強く、冬も1月くらいまでは枯れずに残っています。
2月頃には枯れますが、地中部は生きています。
3月頃に根を掘り出して5cmほどに切って埋め戻すと、5月頃には新たな株が出てきます。
1mくらいまで育ち、たいへん大株になるので、地植えが無難です。
初夏になると、薄紫色の釣鐘状の小花をたくさんつけるため、園芸用としても人気のハーブです。